今回はSSDの容量が合っていない時の私が直面した問題とその対処法についてご紹介します。

問題の状況

私は1TBのm.2SSDを購入して自作pcに挿入して使っています。

UbuntuにはUbuntu DesktopとUbuntu Serverがあります。

Ubuntu Desktopは普通に自作pcをパソコンとして使いたい人向け

Ubuntu Serverは自作pcをサーバーとして使いたい人向けです。

ちなみにServerとDesktop両方入れることもでき、その場合は最初にServerを入れてからDesktopを入れた方が遙かに楽だと思います。

無知な私はServerを入れたいのに間違ってDesktopを入れてしまいました。(これを間違えなかったら以下の問題は発生しなかったかもしれません。)

その後Ubuntu Serverを再度インストールしてServer内で

df -h

コマンドで見ると

Filesystem                         Size  Used Avail Use% Mounted on
udev                                16G     0   16G   0% /dev
tmpfs                              3.2G  2.1M  3.2G   1% /run
/dev/mapper/ubuntu--vg-ubuntu--lv  196G   36G  151G  20% /
tmpfs                               16G     0   16G   0% /dev/shm
tmpfs                              5.0M  4.0K  5.0M   1% /run/lock
tmpfs                               16G     0   16G   0% /sys/fs/cgroup
/dev/nvme0n1p2                     976M  244M  665M  27% /boot
/dev/nvme0n1p1                     511M  7.8M  504M   2% /boot/efi
/dev/loop0                          55M   55M     0 100% /snap/core18/1880
/dev/loop1                          56M   56M     0 100% /snap/core18/1932
/dev/loop3                          30M   30M     0 100% /snap/snapd/8542
/dev/loop2                          68M   68M     0 100% /snap/lxd/18150
/dev/loop4                          72M   72M     0 100% /snap/lxd/16099
/dev/loop5                          31M   31M     0 100% /snap/snapd/9721
tmpfs                              3.2G   20K  3.2G   1% /run/user/122
tmpfs                              3.2G   24K  3.2G   1% /run/user/1000

1TBのm.2SSDが196GBしかありません。

解決策の前に一つ

今回直面した問題の解決策を理解するにはLVM(Logical Volume Management)という概念を理解しなければいけません。(知ってるよ!という方は読み飛ばしてください)

今回の問題で使う部分のみ説明を行うと

1Tバイトのある「物理ボリューム」というSSD上のパーティションがあり、これを複数の「論理ボリューム」という仮想のパーティションに分けています。

私の場合はUbuntu Serverに使われていた「論理ボリューム」が196Gバイトしかなかったということになります。(残りの約800Gバイトは別の論理ボリュームに割り当てられているト考えられます。)

m.2SSDの容量を全て使いたい!と思うと思います。

LVMには様々なコマンドがあって上記のことももちろんできます。

以下に私の場合の解決策を提示したいと思います。

解決策

私の場合は「Serverの論理ボリュームを全ての空き容量に拡張して使う」ということです。

論理ボリュームの拡大には「lvextend」コマンド

全ての空き容量を使うには「+100%FREE」オプションを使います。

私の場合は1TBの物理ボリュームが入っているubuntu-vgという物理ボリュームの集まり(ボリュームグループ)があり、

そこに含まれる論理ボリュームを拡張したいので

lvextend -l +100%FREE ubuntu-vg/ubuntu-lv

これで

itotaku@anubis:~$ df -hT
Filesystem                        Type      Size  Used Avail Use% Mounted on
udev                              devtmpfs   16G     0   16G   0% /dev
tmpfs                             tmpfs     3.2G  2.1M  3.2G   1% /run
/dev/mapper/ubuntu--vg-ubuntu--lv ext4      915G   36G  840G   5% /
tmpfs                             tmpfs      16G     0   16G   0% /dev/shm
tmpfs                             tmpfs     5.0M  4.0K  5.0M   1% /run/lock
tmpfs                             tmpfs      16G     0   16G   0% /sys/fs/cgroup
/dev/nvme0n1p2                    ext4      976M  244M  665M  27% /boot
/dev/nvme0n1p1                    vfat      511M  7.8M  504M   2% /boot/efi
/dev/loop0                        squashfs   55M   55M     0 100% /snap/core18/1880
/dev/loop1                        squashfs   72M   72M     0 100% /snap/lxd/16099
/dev/loop2                        squashfs   68M   68M     0 100% /snap/lxd/18150
/dev/loop3                        squashfs   30M   30M     0 100% /snap/snapd/8542
/dev/loop4                        squashfs   56M   56M     0 100% /snap/core18/1932
/dev/loop5                        squashfs   31M   31M     0 100% /snap/snapd/9721
tmpfs                             tmpfs     3.2G   16K  3.2G   1% /run/user/122
tmpfs                             tmpfs     3.2G   24K  3.2G   1% /run/user/1000

915GB(約1T)になってる!

皆さんも

df-h

結果に「~~vg」や「~~lv」等があったらLVMを疑ってみてください!

他にもLVMにはたくさんコマンドがあります。それらは上記のリンクを参照してください。